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■2020年4月29日(水) On-Site Reort 418号―― インドネシアのエリア別PKS産出ランキング

●リアウ断トツ、PKS206万t/y

インドネシア・スマトラとカリマンタンの

州別CPO生産、PKS産出状況

 PKSの産出状況(On-site Report作成)


インドネシア政府直近資料から2018年速報値を基に、州別の産出量ランキングをみると、リアウ州が断トツでPKS産出は206万t/y(CPO産出は約859万t)、シェア20.7%だ。集荷拠点はドゥマイ、ブトンやスマトラ半島西岸のパダンなど。
 また次点は現在、有望なPKS調達エリアとして開発対象になっている中央カリマンタンで145万t。以下、北スマトラ州、南スマトラ州と続き、10位のアチェ州までで全土の88.8%を占める。ネシア政府資料原本は全土を34のエリアに分けて集計している。本項の表組・図版はPKS産出20万t/y以上のバンカ・ブリトゥン諸島まで12エリアを扱った。インドネシア政府直近資料から2018年速報値を基に、州別の産出量ランキングをみると、リアウ州が断トツでPKS産出は206万t/y(CPO産出は約859万t)、シェア20.7%だ。集荷拠点はドゥマイ、ブトンやスマトラ半島西岸のパダンなど。
 PKS産出量は農園面積・CPO生産量などから本誌で算出した推計値だが、取材による2019暦年の港別出荷実績はネシア全土合計160万t強のうち沖積みを含むジャンビがらみが50万t/y強、パダン40万t/y、ドゥマイとブトンが30万t/y、ブンクル・東カリマンタン・西スラウェシがそれぞれ数千〜数万t/yと、積出港ではジャンビ辺りが最大だ。