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■2019年1月16日(水) On-Site Reort 355号――WIND-SMILEベトナムでペレット生産開始

●再エネ事業の(株)ウィンド・スマイル

東南アジアでのウッド・ペレット生産を本格スタート

ベトナム・ドンナイ省の工業団地、生産能力5万t/y規模の工場


ウィンド・スマイルのペレット工場から港に設置された保管庫に輸送されるフレコン入りペレット

 再生可能エネルギー事業に注力している(株)ウィンド・スマイル(WIND-SMILE)(WS、東京都江東区、福留修蔵社長)はこのほど、現地法人より株式買収したベトナムのウッド・ペレット生産工場をリニューアルし1月15日、本格操業をスタートした。
 直接事業を運営するのは、同社現地子会社のWSドンナイ社(Wind-Smile Dong Nai Co.Ltd. Kenji Yamada General Director)で、工場立地はベトナム南部のドンナイ省ダウザイ工業団地。敷地面積は13,000m2。設備は一次破砕(チップ化)、二次破砕(おが粉製造)、乾燥、成型、冷却、袋詰めなどを備えたペレット製造のフルライン。主機器であるペレタイザは製造能力1.2t/hの中国メーカー製リングダイ・タイプを8基備えており、3直体制で日量200t超、年間5〜6万tの木質ペレット生産が可能。想定される向け先は日本・韓国などで、今後ますます増大する日本FITのバイオマス需要をにらんで2020年には8万t/yまで生産能力を拡大する計画という。  


成型機群